川沿いに所有している家をなかなか売却ができずに困っている方もいるのではないでしょうか?
売れないからといって売却せずにいると、場合によってはますます売却が難しくなる可能性があるので注意が必要です。
この記事では、川沿いの家が売れにくい原因と、早く売却する方法をご紹介しますので、売却できずにお困りの方はぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら川沿いの家の売却におけるデメリットとは?
川沿いの家は、自然が多く景観もいいといったメリットもありますが、その反面デメリットもたくさんあります。
デメリットを知ることで、売却する際に対策を立てたりできるので、しっかり把握しておきましょう。
ここでは、4つのデメリットをご紹介していきます。
地盤が緩い
川沿いの家は、地盤が緩い傾向にあるのでこの点が1個目のデメリットです。
地盤が緩いと、地震が起きたときや雨がたくさん降ったときに地盤が崩れてしまう危険性があります。
とくに、川沿いや埋め立てをして作られた土地は、地盤が緩い傾向にあるので、物件を探している方からも敬遠されてしまいます。
もちろん、川沿いの家でも地盤がしっかりしている土地もありますが、購入者は見た目で判断することもできませんし、リスクが完全にないとは言いきれないので、売却が難しくなっています。
大雨による水害のリスクがある
川沿いの家は、水害の危険があるという点が2つ目のデメリットです。
大雨が集中して降る梅雨時期は、川が氾濫して家周辺まで水が押し寄せてくる可能性があります。
たとえそのとき、直接家に被害がなくとも氾濫により地盤が緩む可能性があるので、購入者は買うのをためらってしまいます。
とくに近年は、大雨の被害が増えているのでますます売却が難しくなるでしょう。
虫が大量発生する
川沿いの家は虫が多いので、この点が3つ目のデメリットです。
すべての地域で虫が多いとは限りませんが、普通の土地と比較するとやはり虫の多さは増えてくるでしょう。
とくに、夏場は羽虫や蚊が大量に発生する地域もあるので、こういった点が購入者を遠ざけてしまいます。
湿度が高くカビの原因になる
川沿いの家は、湿度が高くカビも生えやすいので、この点が4つ目のデメリットです。
川沿いは、風通しはいいがいいですが、風に水分が多く含まれているのでどうしても湿度が高くなってしまいます。
夏場は、湿度が高いとジメジメして蒸し暑くなりますし、カビの原因にもなってしまいます。
湿度が高いと建物の腐食も心配になりますし、湿度に関しても大きなリスクといえるでしょう。
川沿いの家が水害を受けたときの売却への影響
川沿いの家は、自分が住んでいるときにも水害に遭うリスクがあります。
そして、水害にあったことで土地の価格や評価に大きな影響を与えてしまいます。
ここでは、水害にあった場合にどういった影響が出るのか解説していきます。
瑕疵物件扱いになってしまう
水害を受けた物件は、瑕疵のある物件として扱われてしまいます。
瑕疵物件とは、欠陥のある物件という意味なので、買い手が非常に見つけにくくなります。
瑕疵にはいくつか種類があり、水害の場合は物理的瑕疵として扱われるのが一般的です。
水に浸かった建物は、腐食が急速に進んでしますので、建物の価値が一気に下がってしまいます。
また、建物自体の被害が少なくても、カビが繁殖してしまうのでにおいの原因になったり見た目的にも悪くなってしまうことがあります。
売却価格の相場が下がる
水害があった地域の不動産は、売却価格の相場が低くなってしまいます。
たとえ自分が所有している土地が、全く被害を受けていなくても売却価格が下がる可能性があります。
一度でも水害にあった土地は、もう一度水害にあうのではないかと購入者は考えるので、相場価格での売却は難しいといえるでしょう。
また、近くまで水がきたということは地盤が緩んでいる可能性も考えられるので、土地としても評価が下がってしまいます。
このように、水害が起きると建物だけでなく土地や地域としての評価も売却価格に反映されるので売却が難しくなるのです。
川沿いの家を高値で売却する方法
水害リスクなどあり売却が難しい川沿いの家ですが、高く売るためのポイントを押さえることにより高値で早く売却することができます。
ここでは、高く売却するための方法を5つご紹介しますので、見ていきましょう。
水害を受ける前に売却をする
水害が起きてしまうと不動産の価格は大きく落ちてしまうので、売却を考えている方は早めに売却をしましょう。
一度近くで水害が起きると、不動産価格は8割程度の価格でしか売却できなくなります。
ですので、売却を考えている方は、不動産としての価値が落ちないうちに売却することをオススメします。
ハザードマップの活用
川沿いの家を高く売却するには、ハザードマップの活用も効果的です。
ハザードマップは、災害が起きた場合の被害を想定して作られているので、売却の交渉をしているときにハザードマップを使い安全だと証明できれば、高値で売却することができます。
売却する土地の安全が確認できれば購入する方も安心できるので、売却する際はぜひ活用してみてください。
ホームインスペクションの実施
川沿いの建物を売却するときは、ホームインスペクションをおこなうことも高い効果が見込めます。
ホームインスペクションとは、専門家による建物の検査のことです。
調査することで建物内の安全性や修繕をしたほうがいい箇所を教えてくれるので、修繕が必要な場合は売却まえに対応できますし、問題なければそのまま売却をおこなうことができます。
この調査をすることにより、建物の安全性を証明でき高値で売却することができます。
しかし、ホームインスペクションをした場合、悪い結果が出る可能性があるのでその点は理解しておいてください。
とくに湿気で建物が腐食している場合などは、修繕も厳しいので売却価格が大きく減少してしまいます。
もし、このような欠陥が見つかったときは、売却価格は下がりますが購入者に危ない物件を売らずに済んだと思うようにしましょう。
地盤調査をする
川沿いの家を売却するときは、地盤調査も欠かせません。
購入する方も土地の地盤は非常に気になる点なので、調査をおこない安全であることをはっきりさせましょう。
売却時に安全であることをしっかり伝えることができれば、購入者も安心して不動産を買うことができます。
土地の調査費用は、調査方法によって大きく変わってきます。
比較的価格の安いSWS試験は5万円前後、ボーリング調査は30万円ほど必要で、一番しっかり調査できる表面波探査法は50〜100万円必要になるので覚えておきましょう。
危険負担を明確にしておく
不動産を売却するときは、危険負担を明確にしておくと高値で売却ができます。
危険負担とは、建物が水害などで被害を受けた場合に、負担する修繕費用の割合を決めるものです。
普通であれば引き渡したあとに災害が起きた場合は、購入した方が修繕費を負担しますが、「まだ引っ越しをしていないから修繕費払わない」という方もいるので、そういった揉め事を防ぐためにも危険負担を決めるのです。
こうすることで、購入者は万が一に備えることができるので安心して購入してくれます。
売却する側としてもリスクになりますが、売却するためにも検討してみてください。
まとめ
川沿いの家が売却しにくい原因と、高値で売却する方法をご紹介しました。
対策をおこなわなければ売却は難しいですが、適切な対策をすれば高値で売却することができるので、この記事を参考にしっかり対策をたてください。
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