新しくマンションを購入したいけれど、「どんな物件を選んだら良いか分からない」「新築と中古、どちらが良いんだろう」という方のために、2つを比較しながら中古マンションのメリット・デメリットをご紹介します。
「新築のほうが良い」という方も、メリットを知ると買ってみたくなるかもしれません。
マンション購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら中古マンションを購入する「メリット」とは?
マンション購入するうえで、新築か中古か迷っている方は少なくありません。
それは、どちらもそれぞれにメリット・デメリットがあるからでしょう。
ここでは、中古マンションを購入する場合のメリットについてご紹介します。
「新築マンションのほうが良い」と思っている方も、ぜひ中古マンションも視野に入れてみてください。
中古マンション購入のメリット①:価格が安い
一番のメリットは、やはり物件の価格が安いことでしょう。
もちろん地域によりますが、基本的に新築と比べて7割ほど安くなっていると言われています。
とくに築年数の浅い中古マンションは安く、たとえ古くなっていても定期的に管理をおこなっていればそれほど資産価値は下がりません。
ただ築20年以上経ってしまったような物件はたとえ整備されていても価値が下がってしまうため、将来的に手放すことを考えると築10年くらいがちょうど良いでしょう。
あくまで新築より「安い価格で購入できる」というだけなので、いずれ売却を考えている方は資産価値が落ちにくいことも視野に入れておくと安心です。
中古マンション購入のメリット②:物件数が多い
中古マンションは、新築に比べ物件数が多いのが特徴です。
そのため選択肢も広く、理想の物件に出会いやすくなります。
とくに首都圏は在庫数も多いので、たとえ条件を絞ったとしても物件が見つかりやすいでしょう。
要するに、こだわりがある方ほど中古マンションのほうが購入しやすくなるというわけです。
新築は最新の設備が導入されていたり部屋が綺麗だったり魅力的ですが、中古に比べると物件数は大幅に減ります。
中古マンション購入のメリット③:好立地物件が揃っている
物件数が多いので、当然好立地な物件にも出会いやすくなります。
好立地とは、たとえば駅近や都心部へアクセスしやすい、住環境に優れているなどが挙げられます。
ファミリー層なら、近くに公園や教育機関が多いのも助かります。
こういった良い立地条件は中古マンションに多く、新築ではなかなか見つかりません。
とくに立地の良さを重視している方は、断然中古を購入したほうがメリットになるでしょう。
中古マンション購入のメリット④:内見できる
新築マンションは、契約後、完成してからしか基本的に内見できません。
一方で中古マンションは契約前でも内見できるため、購入前に部屋の雰囲気や間取りなどを確認することができます。
たとえ好立地な物件でも、実際に生活してみると日当たりや遮音性など不満に感じる可能性があります。
しかし、契約前に内見できれば安心して購入できるでしょう。
中古マンションを購入する「デメリット」とは?
一方でデメリットもあります。
購入を検討している方は、失敗しないようにマイナス点もしっかり理解してから契約しましょう。
中古マンション購入のデメリット①:修繕積立金が高い
修繕積立金とは、修繕するために必要になる資金のことです。
資産価値を下げないために修繕積立金はとても大切ですが、中古の場合このお金が高い傾向にあります。
基本的に毎月2~3万円程度納めることになり、大規模な修繕になると100万円以上もかかってしまいます。
当然、築年数が古くなるほど修繕積立金が高いので、中古マンションはその点がデメリットになりやすいでしょう。
とはいえ、築10年以上経っているとある程度修繕積立金が貯蓄できていますから、入居後大幅に値上がりするケースはほとんどありません。
物件を買ううえで築年数も大切ですが、古すぎてもマイナスになりやすいので気を付けましょう。
中古マンション購入のデメリット②:住宅設備が古い
新築ではないので、住宅設備が古くなっているのは仕方がありません。
とくに昨今は設備が整った物件が増えていますから、築年数が古いほどその差を感じやすいでしょう。
たとえば、宅配ボックスやエントランス、外壁などが挙げられます。
定期的に修理されている物件は安心ですが、古すぎると故障リスクも高まりコストもかかってしまうので、必要な設備がないマンションの購入は避けたほうが賢明です。
また設備が整っていないということは、セキュリティ面のデメリットも考えられます。
購入する際はその辺もきちんと理解しておく必要があります。
中古マンション購入のデメリット③:駐車場が見つかりにくい
すべてのマンションではありませんが、なかには駐車場の確保が難しい物件もあります。
抽選またはウエイトといった方法が多く、空待ち登録が多いほど駐車場が見つかりにくくなるでしょう。
なかには「総入れ替え」を取り入れているところもあり、購入前に契約内容をしっかり確認しておくことをおすすめします。
中古マンション購入のデメリット④:資産価値が低いものが多い
築年数が古くなるほど資産価値も下がっていきます。
築10年程度であれば良いですが、それでも新築に比べると購入した時点である程度価値が下がってしまっているので次に売却する場合、どうしてもマイナス点になってしまいます。
基本的にマンションの価値は築10年が目安になります。
それ以上の物件は価値に影響しやすいので気を付けましょう。
中古マンションの購入に「向いている人」とは?
メリット・デメリットをご紹介してきましたが、実際に中古マンションの購入に向いている人とはどんな方なのでしょうか?
今後購入を検討している方は、自身が向いているかどうか判断してみてください。
中古マンションの購入に向いている人①:価格を抑えたい人
とにかく安く購入したい方に適しています。
新築マンションは費用が高いだけでなく物件数も少ないので、どうしても希望に沿った物件と出会いにくい傾向にあります。
しかし築年数がある程度経っているとそのぶん価格も下がるので、買いやすくなります。
仲介手数料や修繕積立金が高いなどのデメリットはありますが、それでも新築を買うよりは安くなるでしょう。
価格を抑えたい方の好条件になる物件と言えます。
中古マンションの購入に向いている人②:近隣のコミュニティを知りたい人
新築の場合、近隣住民の情報が分かりにくいのが欠点です。
周辺の状況をしっかり把握しておきたい方には、非常に良いと言えます。
とくにファミリー層は近隣住民だけでなく、その地域の雰囲気も知っておくことで安心して生活できます。
要するに、以下のような方は「向いている人」と言えるでしょう。
●周辺のコミュニティを知りたい
●地域性を知りたい
近隣の状況といえば、再開発計画があるエリアも資産価値が上がりやすいのでおすすめです。
とくに都心部は上昇しやすいのでチェックしておくと役に立ちます。
中古マンションの購入に向いている人③:立地条件にこだわっている人
立地条件にこだわっている方も、向いているといえます。
新築は、先にも述べたように条件や物件数が少ないと言われています。
一方で中古はどちらも多く、こだわっている方には非常にありがたいでしょう。
「駅から近い物件がいい」「小学校から近い物件を希望している」「交通の便が良い物件がいい」「徒歩圏内にスーパーマーケットや病院がある」という方など、具体的な条件がある方はおすすめです。
物件数も多いので理想の物件を探している方にも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中古マンションといっても、メリットもあればデメリットもあります。
購入を検討している方は、どちらも十分理解し納得したうえで契約するようにしましょう。
仲介手数料や修繕積立金などもありますので、すべてひっくるめてしっかり確認することが大切です。
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